「ネットビジネスの勧誘を受けたけど違法ではないか心配」
「勧誘されたときの断り方を知りたい」
「自分が勧誘するときは何に気をつければ良い?」
ネットビジネス初心者
このような悩みにお答えしていきます。
いざネットビジネスの勧誘を受けたとき、どう対処したらよいのか迷う方もいるのではないでしょうか。友人や知人から連絡が来た場合、ネットビジネスの勧誘だったとしても気づくのに時間がかかることもあります。
そこで、こちらの記事では、
- ネットビジネス勧誘方法の例
- ネットビジネスが違法になるケース
- 勧誘されたときの断り方
と、ネットビジネスの勧誘について詳しく解説していきます。
ぜひこの記事を参考に、変なトラブルに巻き込まれないようリテラシーを高めておいてください!
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ネットビジネス勧誘の流れ・方法を5STEPで解説
ネットビジネスの勧誘方法はさまざまです。
こちらでは勧誘の流れを5段階に分けて紹介します。
- ターゲットを見つける
- 会う約束を取り付ける
- 実際に会って話を聞く
- 不安を煽る
- 勧誘される
ネットビジネスの勧誘を受けたくないと考える場合は、早めに気づき深入りしないことが大切です。
ぜひ参考にしてみてください。
1.ターゲットを見つける
まずは勧誘できそうなターゲットを見つけることから始まります。
- 友人
- SNSで繋がりのある人
- イベントで会ったことがある人
- 社会人サークルで会った人
など、連絡先を知っている人に手当り次第連絡することが多いようです。また、悩みを持っている人に近づくのもよくある方法です。
- 「仕事が辛い」
- 「お金がなくて将来が不安」
- 「借金がありなかなか返せない」
このような悩みに対してコメントやアドバイスをしながら近づいてきます。
2.会う約束を取り付ける
ある程度仲良くなってくると、会う約束をとりつけます。
「一度お茶でもしましょう」「イベントがあるので一緒に行きませんか?」など、実際に会う話の流れになるでしょう。相手が興味を持ったら、具体的に待ち合わせ場所や時間を決めます。
3.実際に会って話を聞く
実際に会って話を聞くことになります。勧誘は1人のときもあれば、ベテランの会員が同席することもあります。
場所は飲食店やカフェ以外に、セミナーやホームパーティという名目で誰かの家に誘われることもあるでしょう。話をするだけでなく実演を見せられるケースもあります。
4.不安を煽る
勧誘をするために、雑談から不安を煽る会話にシフトしていきます。
「このままでは成功できない」「もっとお金を稼がないと夢が叶えられない」というように、その人の状況に合わせて不安を煽るようにトークを進めていきます。
5.勧誘される
話に乗ってきたところで、ビジネスの勧誘が始まります。ネットビジネスの勧誘では「簡単に稼げる」というニュアンスが多いでしょう。このとき、不安要素にはほとんど触れません。
契約が成立したところで、書面を渡してサインさせます。はっきり断れば、強引に勧誘されることはなく次のターゲットにシフトしていくでしょう。
ネットビジネス勧誘が違法になるケース
ネットビジネスの勧誘では、違法になるケースがあります。
- 勧誘目的であることを明かさない
- 勧誘前に名乗らない
- 公衆が出入りしない場所で勧誘する
- 勧誘時に威圧感を与える
- 「絶対に稼げる」など誇大表現を使う
- 書面なしで契約する
- 一度断ったのに勧誘してくる
勧誘を受ける側なら違法かどうか、勧誘する側なら法律に抵触していないか気をつけるようにしてみてください。
参考:連鎖販売取引(特定商取引法ガイド)
1.勧誘目的であることを明かさない
ネットビジネスを勧誘する際は、初めから目的を明かさなければなりません。
友達からの連絡だとなかなか気づかないかもしれませんが、あまり親しくない人から誘われたら「ネットビジネスの勧誘ではない?」と確認してみるのもよいでしょう。勧誘目的なのに嘘をつかれた場合は違法です。
2.勧誘前に名乗らない
友達と約束をしたのに、待ち合わせをしたら知らない人(上位会員)がいるケースがあります。勧誘するときには、自分の名前や会社名と勧誘目的であることを言わなければ違法です。
もし勧誘を受けたくないと考えるなら、相手が名乗らなかった時点で違法であると伝えましょう。
3.公衆が出入りしない場所で勧誘する
勧誘場所は、公衆が出入りする場所でなければなりません。ホームパーティという名目で誰かの家に連れて行かれたり、人が出入りしない場所に連れて行かれたりして勧誘を受ければ違法になります。
知らない場所に連れて行かれそうになったら「勧誘であるか」確認しましょう。勧誘であると明かさなければ、これも違法です。
4.勧誘時に威圧感を与える
相手を脅したり不安にさせたりする勧誘方法は違法です。
威圧感というと、大声で怒鳴ったり脅すような態度を取ったりすることを思い浮かべるかもしれません。しかし、1人に対して大勢で囲んで断りづらい環境にしたり、過剰に不安を煽ったりすることも威圧感を与える行為とみなされるケースがあります。
5.「絶対に稼げる」など誇大表現を使う
「著しく事実に相違する表示」「実際のものよりも著しく優良であり、もしくは有利であると人を誤認させる表示」は違法です。ネットビジネスの場合は「絶対に稼げる」「簡単に大金が手に入る」などが誇大表現にあたります。
初期投資に費用がかかることや、手間がかかることなどマイナス面もきちんと伝える必要があります。
6.書面なしで契約する
ネットビジネスを契約する際は書面を渡さなければなりません。
- 概要書面:ビジネスの概要を記載した書面
- 契約書面:契約内容を記載した書面
2つの書類が必要です。書類を渡さなかったり、どちらか1つしか渡さない場合は違法です。
また、書類には必ず記載しなければならない事項があります。詳しい内容は「特定商取引法ガイド」を参考にしてみてください。
7.一度断ったのに勧誘してくる
一度断ったのに勧誘することも違法とみなされるケースがあります。
例えば、
- お金がないと断ったら消費者金融からお金を借りてまで契約させようとする
- 未成年で保護者の同意が必要だからと伝えたのに「自分で書けば大丈夫」と保護者の署名を書かせる
などです。違法な契約をした場合はクーリング・オフが適用になるので冷静に対処しましょう。
ネットビジネスに勧誘されたときの断り方
ネットビジネスに勧誘されたとき、いつどのタイミングで断ればよいのかわからないという方もいるでしょう。
こちらでは、怪しいネットビジネスに勧誘されたときの断り方を解説していきます。
- あやしいと思った時点で勧誘かどうか尋ねる
- ネットビジネスの勧誘とわかった時点で離れる
- 違法だと伝える
- 契約してしまったらクーリング・オフする
事前に断り方を知っているといざというときに役立ちます。ぜひ参考にしてみてください。
1.あやしいと思った時点で勧誘かどうか尋ねる
勧誘かもしれないと気づいた時点で「これは勧誘?」と聞いてみましょう。
「勧誘ではない」と言われたのに実は勧誘だった場合は違法です。相手がなかなか引き下がらないときは、やり取りのメールや電話の通話記録を証拠として保管しておきましょう。
2.ネットビジネスの勧誘とわかった時点で離れる
約束を取り付ける時点で勧誘とわかれば、連絡を断ち切ればいいだけなので簡単でしょう。
しかし、気づかず待ち合わせ場所に行ってしまった場合、勧誘だとわかった時点でその場を離れましょう。もし無理に引き留めようとしてきたり、威圧感を与えるような行為をしてきたりすれば違法になります。
3.違法だと伝える
違法な勧誘を受けた場合、法律違反だと伝えましょう。
- 勧誘だと明かさないのに勧誘された
- 威圧感を与えて契約せざるを得ない状況にされた
- 公衆が出入りしない場所で勧誘された
などは違法行為です。なかなか引き下がってくれない場合は「警察に通報する」と伝えるのも有効でしょう。
4.契約してしまったらクーリング・オフする
断れず契約してしまったら、クーリング・オフが可能です。強制的に契約をさせられたら、すぐに手続きを行いましょう。
しかし、相手がすぐに返金に応じてくれるとは限りません。お金を支払わなければならない契約はそもそもしないほうが安全です。
怪しいネットビジネスについては関連記事「【騙されるな】怪しいネットビジネスを見抜くポイントを徹底解説!副業詐欺に合わない方法も伝授」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
ネットビジネスを勧誘したいときの誘い方
ネットビジネスが順調に行き、自分が勧誘する側になることもあるでしょう。しかし、正しい方法で勧誘しないと相手に怪しまれてしまい上手く行きません。
そこで、こちらではネットビジネスを勧誘したいときの正しい誘い方について解説していきます。
- 相手にとって必要かどうか見極める
- 言葉遣いに気をつける
- 相手の話をしっかり聞く
- 法律に違反しないように勧誘する
勧誘する際は参考にしてみてください。
1.相手にとって必要かどうか見極める
ネットビジネスを勧めたい気持ちがあっても、相手にとって必要でなければ「不要な勧誘を受けている」「無駄な時間を過ごしている」と思われ、話をきちんと聞いてもらえないでしょう。ネットビジネスが必要な相手かどうか見極めて勧誘を行うことが大切です。
2.言葉遣いに気をつける
Webの仕事とはいえ、れっきとしたビジネスです。会社で使うような言葉遣いを心がけましょう。相手が年下でも同様です。
服装や髪型などの外見にも気をつけましょう。第一印象が悪いと、そのイメージを覆すことが難しいからです。たとえ勧誘場所が街のカフェだとしても、きちんとした外見、言葉遣いを心がけてみてください。
3.相手の話をしっかり聞く
勧誘となると一方的に話をしがちですが、相手の話もきちんと聞くことが大切です。話をきちんと聞いてくれる人は好印象をもたれやすい特徴があります。
相手の意見をきちんと聞くことも忘れないようにしましょう。
4.法律に違反しないように勧誘する
ネットビジネスを勧誘するときは、法律違反に気をつけてください。
- 自分の名前や会社名を明かす
- 公衆が出入りする場所で勧誘する
- 威圧的な態度を摂らない
- 勧誘であることを告げる
- 「絶対に儲かる」のような誇大表現を使わない
など、さまざまな制約があります。特定商取引法ガイドを参考に、法律違反しないように健全な勧誘を心がけましょう。
ネットビジネスの勧誘を受けたとき、話に乗る気はない、断りたいと考えるなら深入りせず勧誘と気づいた時点で離れるようにしましょう。自身が勧誘する場合は、法律やモラルをきちんと守ることが大切ですよ。
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