- 詐欺の可能性が高いネットビジネスの特徴
- 詐欺の見分け方
- 詐欺にあった場合の相談場所
などを解説します。
ネットビジネスで失敗をしたくない方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ネットビジネスの詐欺は増えている!?概要を30秒でサクッと解説
ネットビジネスの詐欺被害は年々増えてきています。ネットビジネス詐欺でよくあるのが、以下の2つ。
- 高額なセミナーに申し込んだら連絡が取れない
- 情報商材を買わされたけど、その方法では全く稼げない
簡単に稼げるという触れ込みでネットビジネスの誘いを持ちかけるものの、本当に稼げるノウハウはもらえないというものです。お金だけ取られてしまって、収入が増えなかったら元も子もありません。
少し古いデータにはなりますが、国民生活センターによれば、情報商材に関係する詐欺の相談件数は増加傾向。2013年と比較すると、2017年時点で7倍以上となっており、2018年以降はさらに増え続けているとのことです。
もちろん、情報商材以外の詐欺もあるので、より注意しなければいけない状況と言えるでしょう。
詐欺の可能性が高いネットビジネスの特徴5選
ネットビジネスは安全なものと詐欺まがいのものがあります。具体的に、以下に当てはまる場合は詐欺の可能性が高いです。
- 知らない人から突然連絡が来る
- 「確実に」儲かると言われる
- 稼いでいるアピールされる
- 最初に投資が必要
- 勧誘が強引
現在誘われているネットビジネスがこの5つに当てはまるならば、見直したほうがよいかもしれません。
ネットビジネスの勧誘を断る方法は「【決定版】ネットビジネスに勧誘されたときの対処法4選!違法になるケースを知ってきっぱり断ろう」の記事で解説しているので、こちらもご覧ください。
1. 知らない人から突然連絡が来る
SNSのダイレクトメッセージで知らない人から突然誘われるネットビジネスは危険。ほぼ確実に詐欺と言えます。
もし本当においしい話だとするならば、わざわざ見ず知らずの他人には教えません。あえて連絡を入れている時点で、詐欺に巻き込もうとしている可能性が高いです。
あったことのないフォロワーからの話や、旧友から数年ぶりに来た話にも要注意。仲良くなってから紹介されるならまだしも、すぐにネットビジネスの話をされた場合は疑うべきです。
2. 「確実に」儲かると言われる
ネットビジネスに限らず、この世界において「確実に」儲かるものはありません。「100%稼げます」「楽して◯万円絶対稼げます」といった説明をしている場合、ほぼ詐欺です。
確かにネットを使った稼ぎ方は、ローリスクで始められるものも多いです。しかし、思ったより収益がでなかったり、かけた時間に見合わなかったりすることはもちろんあります。
断定的な表現は、誇大広告の可能性が高いので慎重になったほうが良いでしょう。
3. 稼いでいるアピールされる
「稼げている」というアピールを過剰にされる場合も怪しいです。お金がある風を装っているだけかもしれません。
もし本当にネットビジネスで成功している人ならば、そこまでに試行錯誤しています。簡単に何もせずに儲けたわけではないので、そのビジネスを紹介するとしても過度に稼げるアピールはしないでしょう。
「とても稼げているし君もそうなれる」と根拠もなく言われた場合は、疑いの目を持ってください。
4. 最初に投資が必要
最初に投資が必要と言われた場合は、内容をしっかり確認してください。
もちろん、ネットビジネスの内容によっては初期投資が必要。たとえば物販をやるならば、仕入れのためのお金は最初に必ずかかるものです。そのため、必ずしも投資=悪というわけではありません。
ただし、納得できないものへの出費は避けたほうが無難です。
たとえば、「儲かる方法を知るには1万円のセミナーに出る必要がある」「儲けるツールを最初に30万円で購入しなければならない」といった話が出てきます。
具体的なネットビジネスの内容を説明されずに、先に料金を要求される場合は一度立ち止まって考えるべきです。
5. 勧誘が強引
勧誘が強引なネットビジネスは避けましょう。勧誘が強引な場合は、ネットワークビジネスやマルチ商法の可能性が高いから。紹介した人が加入することで自分に利益が出てくるので、少し無理してでも誘ってくるのです。
今しかチャンスがない、即決しないとダメなどと焦らせる場合も、やめておくべきです。
本当に儲かる内容であれば、周りの人が挑戦しなくても問題ないはず。わざわざ無理に引き込む必要がありません。
自分が巻き込まれたくない場合は、強引な勧誘に乗らないようにしてください。
ネットビジネス詐欺を見分ける4つのチェックポイント
詐欺かどうか怪しいネットビジネスに出会ったら、まず4点チェックしましょう。
- 法人として登記されているか
- 住所は実在しているか
- 特定商取引法に関する表記があるか
- ビジネスモデルの説明があるか
これらが問題なければ、詐欺でない可能性があります。
1. 法人として登記されているか
ビジネスを紹介している会社が法人登記してあるか、しっかり確認しましょう。短期的に詐欺を働くならば、わざわざ手間をかけて法人を建てることはないでしょう。
法人ならば絶対に安全とはいい切れませんが、リスクは下がります。法人を作るには費用がかかる上に、住所の登録が不可欠だからです。
はじめにしっかり確認するのをおすすめします。
2. 住所は実在しているか
運営元の表記を確認しましょう。特に住所が実在しているかはしっかり見ることをおすすめします。詐欺である場合、架空の住所を書いていることも。
また、まったく関係のない住所を勝手に記載しているケースもあります。確認するには、Googleのストリートビューが便利です。
建屋が実在していてオフィスとして機能しているならば、詐欺の可能性は下がります。
3. 特定商取引法に関する表記があるか
ネットビジネスを紹介しているサイトがある場合は特定商取引に関する表記があるか確認しましょう。契約書を締結する場合も同様です。
特定商取引法とは、消費者の利益を守るために、事業者による違法・悪質な勧誘を防止するための法律です。
たとえば一定期間中、購入した商品をキャンセルできる「クーリングオフ」などの制度も定められています。消費者側に配慮していることを示す1つの判断材料になるので、特定商取引法に関する記載の有無はしっかり確認しましょう。
4. ビジネスモデルの説明があるか
ネットビジネスセミナーを紹介された場合は特に、事前にビジネスモデルの説明があるかチェックしてみてください。セミナーに出なければまったく情報が得られない場合、実態のないビジネスである可能性もあります。
また、利益に関する説明ばかりで、具体的な仕組みが理解できないものは避けたほうがいいでしょう。
たしかにこの内容ならば安全に利益を出せそうだと思えない場合は、手を出すのを控えてくださいね。
ネットビジネス詐欺にあったときは国民生活センターに相談
もし、ネットビジネスに関する詐欺にあったときは、国民生活センターに相談しましょう。国民生活センターは独立行政法人にあたり、無料で相談に応じてくれます。
土日祝日も10〜16時にて相談対応しているので安心です。相談は消費者ホットライン(188)の他、各地にある消費生活センターでも受け付けています。
また、インターネットに関するトラブルのページでは過去の事例がまとまっているのでこちらも参考になるでしょう。
詐欺じゃない!ビジネスモデルが明確なネットビジネス5選
詐欺に騙されないためには、ビジネスモデルが明確なネットビジネスを選ぶことが大切です。
ここでは、安心して取り組めるネットビジネスを5つ紹介します。
- せどり・物販
- アフィリエイト
- コンテンツ販売
- YouTube
- クラウドソーシング系
なお、これらのビジネスの誘いであればすべて安全というわけではありません。ノウハウを販売するといいながら、中身のない情報商材を売りつけるケースもあるので、ご自身の目で見極めるようにしてください。
なお、さらに多くのネットビジネスの仕組みについて「【完全網羅】ネットビジネスで稼げる仕組みを解説!アフィリエイトやSNSで不労所得を目指そう」で解説しているので、こちらもご覧ください。
1. せどり・物販
せどりは、安く物を仕入れて高く売り、利益を得るネットビジネス。たとえば、海外で珍しいものを安く仕入れて日本で高く売れば、差額が儲かりますよね。このように、仕入れた商品をそれより高く販売するのが簡単なせどりの仕組みです。
商品が売れればすぐに収益が得られるので、即金性が高いのがメリットです。最初に仕入れ分の初期費用が必要なのと、個人相手にやり取りする場合はトラブルになるリスクがある点に注意しましょう。
2. アフィリエイト
ブログやインスタグラムなどのSNSにて商品を紹介することで稼ぐのがアフィリエイトです。紹介した商品を買ってもらうことで、紹介料がいくらか貰える仕組みになっています。
様々なジャンルの広告があるので、よく知っているものや単価の高い商品を扱うことが可能です。高いものでは、1件買ってもらうと10,000円以上もらえるケースもあります。
無料で始められる一方で、商品を購入されなければ収益はゼロ。セールスライティングなどの知識がないと稼げない点は理解しておきましょう。
3. コンテンツ販売
コンテンツ販売は、自分のノウハウやスキルをまとめ、販売するビジネスです。
たとえば、
- せどりのおすすめの仕入先
- アフィリエイトでより商品を買ってもらう書き方
など、ほかのネットビジネスとも相性がいいのがメリット。コンテンツが売れるごとにお金が手元に入ってくるので、一回書いてしまえば少労所得で稼げます。
ただし、自分自身に実績や知名度がないと、なかなかコンテンツが売れない可能性があります。
4. YouTube
YouTubeに動画を投稿し、稼ぐことも可能です。稼ぐ仕組みは大きく分けて3つ。
- 広告収入を得る
- 企業の案件をもらう
- 自分のサービス販売につなげる
YouTubeでは視聴者が動画をみている途中で広告が流れます。動画が見られるほど、この広告収入がもらえるようになります。
報酬は再生回数が多いほど伸びますが、1再生あたりの単価はチャンネルの人気やジャンルによって様々です。
そのほか、商品をPRしてほしい企業から直接依頼を受けることも。この場合は1本あたりの料金が提示され、指定された動画を取ります。
自分で他のビジネスをやっている場合は、サービス販売につなげるのも一つの手。ここからも収益化することが可能です。
5. クラウドソーシング系
クラウドソーシングを用いて、受託の仕事で稼ぐこともできます。クラウドソーシングはWeb上で仕事をお願いしたい人と受けたい人を結びつける仕組み。
具体的には以下のようなサービスがあります。
動画編集やプログラミングなど、案件の種類は多いです。なかにはアンケートや簡単な作業もあり、誰でもすぐに仕事を始められます。
ただし、高価格な仕事を受けるには、スキルが必要。また、単価にはばらつきがあるので、より高価格の仕事を受けるには実力が求められます。
ぜひこの記事を参考に、詐欺に気をつけてネットビジネスを始めてみてください!
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